スウェーデンの大手通信機器ベンダーであるエリクソンは2008年2月12日(欧州時間),NTTドコモが提唱する第3.9世代の高速無線通信技術「Super 3G」(LTE)の基地局開発ベンダーに選定されたと発表した。エリクソンは過去にNTTドコモの第2世代のネットワーク向けに基地局を納入したほか,第3世代のFOMAネットワークの基地局も納入している。 Super 3Gとは,W-CDMAの拡張技術であるHSDPA(high-speed downlink packet access)やHSUPA(high-speed uplink packet access)をさらに発展させた3.9世代の技術。下り最大100Mビット/秒以上,上り最大50Mビット/秒以上のデータ通信速度を目指す。一般的には「LTE」(long term evolution)という名前で知られている。W-CDMAネットワークをNTT