【シリーズ テクニカル用語徹底解説】その4 デジタル端子、S/PDIFとはオーディオ用のデジタルインターフェイスの代表、S/PDIF。同様の言葉で、光デジタル端子やオプティカル、Coax、同軸……などあります。これらは何がどう違うのか、ここできれいに整理してみましょう。 ■CDプレイヤーからプロ機材まで幅広く使われるS/PDIF オーディオ用のデジタルインターフェイスの代表ともいえるのが S/PDIF です。通常、エス・ピー・ディー・アイ・エフ、エス・ピー・ディフなどと呼んでいますが、正式にはSony / Philips Digital Interfaceの略です。 このことからも分かるとおり、S/PDIFはソニーとフィリップスが共同で作った規格であり、現在幅広く普及しています。もともとはプロのレコーディング現場で用いられているAES/EBUというオーディオ用デジタルインターフェイスの規格