アメリカ合衆国国立公園局による地図記号の例。 地図記号(ちずきごう、map symbol)とは、地図において、地形・道路・施設・土地の状況などを簡単に表現するための記号である。狭義にはシンボルマークだけを指すが、等高線や行政界を示す境界線なども地図記号である。具体例については「日本の地図記号の一覧」を参照。 地図記号には建物を表す建物記号、土地の状況を表す植生記号のほか、道路・鉄道などの路線記号、鉱山・港などを表す特定地区記号、陸地や海・河川などの地形表記図、国境・県境などの行政界、ダム・鉄塔といったその他人工構造物記号がある。 そのほか土地測量の基準となる基準点記号も含まれる。建物記号の場合には、そこにある建物一点を指すが、植生記号の場合には、その記号周辺の一定のエリアを意味する。記号の由来には、そこにある事象の形状を記号化したもの(例:日本の場合、温泉など)、そこにある事象の役割・機能