野球で夢つかんだ17歳アフリカ少年 拡大 日本でプロ野球選手になりたい-。そんな大きな夢を抱いて2年前にアフリカから来日した少年が、懸命の努力でその夢をつかみ取った。 独立リーグ・四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグス(FD)に所属する西アフリカ、ブルキナファソ出身のサンホ・ラシィナ君(17)が、2日に高知球場で行われた愛媛戦で公式戦デビュー。八回に代打で出場して結果は3球三振だったが、「公式戦に出られてすごくうれしい。応援してくれる人や監督さんに感謝したい」と流ちょうな日本語で喜びを語った。 ラシィナ君については、以前にもこの「オピニオンD」で紹介した。10歳のとき、ブルキナファソで活動していた日本人の青年海外協力隊員から野球を教わり、2013年6月に来日。高知FDの練習に参加し、1週間後に行われた入団テストは不合格だったが、野球に対する真剣な姿勢が評価され、練習生とし