東京マラソンで日本人1位となり、世界陸上代表の内定を獲得した川内選手のように、プレミアリーグの一部の選手や、チャレンジリーグのほとんどの選手は、企業などの勤務先で一般業務をした上で、バレーボールをしている。チャレンジにいくつかあるクラブチームも、基本的には選手はアマチュアとして、他に本業を持っている。練習のために、業務を免除されるところもあるだろうが、それでも遅い時間の練習になることが多いだろうし、毎日練習することもままならない。リーグに入れば、休みなどほとんどない状況だろう。しかし、だからこそ、バレーボールに本気だとも言える。そうでもなければ、とても続けられるものでない。 一方、プレミアリーグの大部分の選手は、企業の社員だが、バレーだけをしている。ここでは雇用形態がプロとアマの間という意味でセミプロという表現を使わせていただく。オフシーズンには、一般業務をしたりするケースもあるようだが、