【上海=関泰晴】中国・上海の日本総領事館は13日、上海市内で日本人が中国人に暴行や嫌がらせを受けるなどの被害が出ていると、ホームページを通じて注意を呼びかけた。 沖縄県の尖閣諸島を国有化したことを巡り、中国では反日感情が高まっている。 関係者によると、具体的な被害の報告が入るようになったのは数日前。上海の繁華街を歩いていたところ、突然、「お前は日本人か」と尋ねられ、殴られて軽傷を負ったとの通報があった。 このほか、〈1〉深夜に食事中、中国人に因縁をつけられ暴行を受けた〈2〉タクシーで移動中、バイクの運転手が追いかけてきて「乗客を降ろせ」と言われた〈3〉中国人がペットボトルを投げつけてきて「ばかやろう」と罵声を浴びせた――など、日本人に対し、危害を加えようとする動きも出ている。関係者によると、12~13日に市内で5、6件の被害が報告されたという。
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