ニコンがシグマに対し、特許を侵害しているものとして、訴訟に踏み切りました。 これは一体どういうことなのか、該当する特許文献から技術的に検証してみたいと思います。 先ずはニコンのパテントを調べてみました。デジカメWatchによると、対象となるパテントは2件です。 1つは手振れ補正センサの制御方式に関するもの、もう1つは手振れ補正ズームレンズの光学設計に関するものです。 特許とは、特許文献の請求項に記述されている項目です。 この項目に全て一致していれば特許侵害となりますが、違いがあれば侵害ではありません。 手振れ補正センサの制御方式 特許文献、及び要約・自己解釈 特許番号 3269223 公開日 1995.5.2 出願日 1993.10.15 超音波モータと振動検出器とを備えた装置 請求項 1 超音波モータの共振周波数帯域が、手振れ補正センサの1次と2次の共振周波数の間であること 2 超音波モ