『周りを気にせずにあなたの感情とうまくつきあう方法』(須藤久美子著、フォレスト出版)の著者は認定心理士、心理カウンセラー、管理栄養士。大学在学中に代謝栄養学に出会って栄養化学の研究に従事し、卒業後は東京医科大学付属病院内分泌研究室に研究助手として勤務。そののち、心理学に転向したという経緯をたどってきたのだそうです。 心の病などに苦しむ現代人を救うべく、遺伝子的気質や思考・感情を分析し、科学的根拠に基づいた楽しく簡単に実行できる画期的な回復プログラムを開発。経営者やビジネスパーソンを筆頭に、医師、弁護士、教育者、代議士、俳優などのサポートを行っているのだといいます。そんななかで感じるのは、“頭がいい”人たちに限って多くの「悩み」を抱えているということ。 短いセンテンスと検索だけで膨大な情報が得られる時代だからこそ、「こうなるはず」と決めていたことがそうでなかったとき、思考と体験に食い違いが生