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台東区橋場一の都人権プラザで、写真家宇井真紀子(ういまきこ)さん(54)=東村山市=の写真展「アイヌときどき日本人」が開かれている。一九九二年から二十二年間にわたって、東京近郊に住むアイヌ民族を撮影した作品四十六点が並ぶ。 宇井さんは、アイヌ民族の聖地とされ、ダム計画反対運動が起きた北海道日高地方の平取町二風谷(びらとりちょうにぶたに)地区を一九九二年に初めて訪れた際、東京にもアイヌが暮らすことを知った。同年から東京近郊と二風谷での撮影を続けており、アイヌの人々をリレー方式で紹介してもらい、ポートレートに「一番言いたいこと」を添えた写真集プロジェクトも展開している。 今回の展示に、多摩川河川敷での「カムイノミ(神への祈り)」の儀式を写した作品がある。「差別から逃れるために上京し、ひっそり生きてきた人も多い中で、独自の文化を取り戻そうとする姿に感銘を受けた」と宇井さん。このほか、アイヌ式の結
長崎は九日、被爆から六十九年の原爆の日を迎え、長崎市松山町の平和公園で市主催の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれた。出席した安倍晋三首相の目の前で、被爆者代表の城台(じょうだい)美弥子さん(75)が「憲法を踏みにじる暴挙」と集団的自衛権の行使容認を痛烈に批判した。田上富久(たうえとみひさ)市長も平和宣言で「平和の原点がいま揺らいでいるのではないか、という不安と懸念が急ぐ議論の中で生まれている」と指摘。政府の姿勢に対する被爆地の懸念があらわになった。
一九七二年の沖縄返還をめぐる日米間の密約文書開示訴訟の上告審判決で、最高裁第二小法廷(千葉勝美裁判長)は十四日、元毎日新聞記者西山太吉さん(82)ら原告側の逆転敗訴とした二審判決を支持し、上告を棄却した。西山さんらの敗訴が確定した。行政機関が存在しないと主張する文書について「開示の請求者側に存在を立証する責任がある」との初判断を示した。裁判官四人の全員一致の意見。
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