カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が総裁のグラミン銀行と協力して合弁会社を設立する。バングラデシュで貧困などの社会問題に取り組む「ソーシャルビジネス」(社会的事業)を新たに始める。13日午後に発表する。 ファーストリテイリングはバングラデシュに工場があり、重要な生産拠点となっている。同国はアジアの最貧国の一つとされ、貧困対策が課題。現地の人を通じて同社の衣料品を販売する仕組みをグラミン銀行とつくり、市民の自立や起業を促す。 同社は世界展開を進めており、柳井正・会長兼社長は「グローバル化していくなかで相手の国にプラスになる企業でなければ、その国に本当に根付くことはできない」として、社会的事業に乗り出す考えを示していた。
室内練習場の出口で松井秀喜を呼び止め握手するスタインブレナー氏=タンパ・レジェンズフィールド2005年02月(撮影・原田史郎) 「日本から来たのか、よろしく頼むよ」。ヤンキースのスタインブレナー・オーナーから、がっちりした硬い手を差し出された。 2003年2月、松井秀喜の番記者として、フロリダ州タンパで行われたヤンキース春季キャンプの初日。すでに70歳を超えていたが、小柄な体格からは想像できない力に圧倒された。 1970年代にレジー・ジャクソンを獲得したことに代表される金にあかせた補強や、繰り返されたビリー・マーチン監督(故人)の解任など、ワンマンぶりばかりがクローズアップされたが、内面にあったのは温かい心根だったのではないか。 松井秀が不振にあえいでいたころ、批判めいたことも言ったが、新人王争いに敗れるや「私の中では、ヤンキースのために左翼を守った選手が新人王。ニューヨーク、日本のために
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