はじめに ブラウザやプッシュ通知サービスによらず、標準化された手順でブラウザにプッシュ通知が可能になるWeb Pushに関連する技術仕様のRFC化が完了し、ブラウザとプッシュサービスへの実装もかなり整ってきています。そこで、Web Pushの使い方を改めて整理してみます。 なお、本記事は、Web Pushでブラウザにプッシュ通知を送ってみるのアップデートとなっています。 旧記事との差分 PushManager.supportedContentEncodingsがサポートされ、ブラウザが対応するContent-Encodingの種類を確認できるようになりました。Chrome 60以降、Microsoft Edge (EdgeHTML 17)が対応しています。 IETF仕様の変更により、aes128gcmというContent-Encodingが規定されました。Chrome 60以降、Firef