3. コンソールごとにビープ音の音色を変えるLinux 1.3.43 では、Martin Mares が、console.c の変更 によって、ビープ音のピッチと持続時間を設定できる機能を追加しました。 コンソールごとに、異なるピッチと持続時間の音色でビープ音を鳴らすよう 設定することが可能です。このタスクの実行には、コンソールデバイスに送られる エスケープシーケンスが使われています。~/.profile や ~/.login ファイルの設定により、別々のビープ 音を個々のコンソールで鳴らすことができます(また、必要に応じて、ビープ音を 消すこともできます)。 エスケープシーケンスは、次のような働きをします。 ESC-[10;xx] により、ヘルツ(Hz)単位で ビープ音の周波数を設定します。この値は、21-32766 の範囲でなければならず、 それ以外の値は未定義と解釈されます。引数 x