id:macskaさん経由で、以下の質問を目にした。 「異性愛者へ12の質問」 1.あなたの異性愛の原因はなんだと思いますか? 2.自分が異性愛なのだと初めて判断したのはいつですか? どのようにですか? 3.異性愛は、あなたの発達の一段階ではないですか? 4.異性愛なのは、同性を恐れているからではないですか? 5.一度も同性とセックスをしたことがないなら、なぜ、異性とのセックスの方がよいと決められるのですか?あなたは単に、よい同性愛の経験がないだけなのではないですか? 6.誰かに異性愛者であることを告白したことがありますか? その時の相手の反応はどうでしたか? 7.異性愛は、他人にかかわらない限り、不愉快なものではありません。それなのに、なぜ多くの異性愛者は、他人をも異性愛に引き込もうと誘惑しようとするのでしょうか? 8.子供に対する性的犯罪者の多くが異性愛者です。あなたは自分の子供を異性
実はid:Atori:20041214:p1さんのレビューを読み、再読。 イーガンは短編の方が読みやすいと思う。しかし、イーガンがいつもここかしこで提訴する「アイデンティティ」「ジェンダー」の問題が興味深すぎて、長編もついつい読んでしまう。もっとも、長編のメインはイーガンのもう1つの持ち味「量子論」に攫われてしまうことが多く、「アイデンティティ」や「ジェンダー」の物語は惜しみなく投入される多くの枝葉・アイディア・ガジェット・世界観のどれか一つであることも珍しくないのだが…… 本作で出てくる「ジェンダー」に関する議論は大まかに分けると2つ。 1つは性別について。強化男性、強化女性、微男性、微女性、転男性、転女性、汎性といった性別が出てくるが、とりわけ第3の性としてあつかわれるべき汎性は、中性風の外見を持ち、性器がどのようになっているのかは家族とパートナーくらいしか知る必要がないと考えるひとび
Ricoh GX100 / Ikebukuro / Tokyo. ひさびさのセックス論。都立大(現・首都大)卒業後、性風俗業一本で生き抜いてきて、30代後半にしていまだに現役という山口みずかさんの書いた『独身女性の性交哲学』を書評します。海岸沿いを歩きながら頬を風でくすぐられたような、実に爽やかな読後感が残る一冊。ネット上にまともなレビューがまだないようだし、週末なので、かなり長い記事を書きます。セックスの生々しい話も多くて、示唆に富んでいますよ。 私が風俗嬢という職業に魅力を感じたのは、女らしさを媚態していい男をゲットするという全人格を賭けての勝負をして、専業主婦になることを望まなかったからだ。中途半端にガリ勉で、男女平等を規範にしていたから、男性に養われること自体が、負けのような気がしていた。かといって、男性と同じ社会で肩を並べてばりばりやっていけるほどの能力も自信もない。バブルは弾け
『腐女子マンガ大系』は、「マンガ」が大学などでの研究対象として定着してきたことの、おそらく成果と言っていいのだと思う。アカデミズムのいち領域としての「マンガ学」をふまえての企画、ということ。 その上で、この本の場合は、何しろあつかうのが「やおい」だから、社会学(フェミニズム)にも通じていて、なおかつ自分自身も腐女子(腐男子)な、30代中心の比較的若い論者が多いみたい。 腐女子の立場を大事にしつつ、新しい世代の論者が、マンガ学と社会学の知見を用いてやおいを肯定的に語る本、という感じかな。いわば、アカデミズム版『オタク女子研究』というわけですね。上野・香山と、ハク付けもばっちりである。 その趣旨には賛成するし、また、そのメッセージが充分読み手に届く本になっているんじゃないか、という気もするのだが、個人的には、少なからず違和感も感じている。それを言葉にしておこうと思う。 違和感の直接の原因は、や
宣誓!今日からは、スローセックスを実践します。射精だけを目的としたあわただしいセックスをしないことを誓います。たっぷりと時間をかけて、おたがいに満足のいくセックスを目指します。 本を読んでこんなに反省したのは初めて。おかげで目が醒めた、悪いのは全部わたしだ。男子必読の一冊(女子は読んじゃダメ)。 ■蔓延するジャンクセックス ジャンクセックスとは、男性本位の、射精だけを目的としたセックス。平均20分たらずのお粗末な行為で、お互いのカラダを使ったオナニーのようなもの。そのため、 「一度もイッたことがない」 「彼のことは好きだけどセックスは気持ちよくない」 「セックスが億劫」 「セックス嫌い」 「セックスよりも寝かせてほしい」…がホンネだという。セックスは挿入でありピストン運動であり射精であるというAV幻想が、セックスをジャンク化しているそうな。ううむ、耳に痛い。性春時代のリビドーは、チョコボー
今朝TV番組「スッキリ!!」を見ていたら、パリス・ヒルトンの収監にあたり、町山智浩氏がこのようなコメントをしておられました。(録画していたわけではなく、記憶に頼って書いています。間違いがあったらどなたか掲示板でご指摘くださると幸いです) ウィノナ・ライダーはレズビアンに人気がある。刑務所にもレズビアンがいるから、そこにウィノナを入れたら狙われて可哀想だと検察が判断して、だからウィノナは刑務所行きを免れたのではないか朝からすげー脱力しました。以下、脱力した理由。 1. ウィノナは「レズビアンに狙われると可哀想だから」刑務所行きを免れたの? 『女囚さそり』じゃあるまいし、いまどきそんな「刑務所=セックスに飢えたレズがいる=レズ好みの女は襲われる!」みたいな決めつけを、それも裁判の結果を左右する事実であるかのごとく語られてもなあ、というのが正直な感想です。 いや、町山氏ご自身がそう決めつけている
男の人はね、お前は早く一人前になって金を稼いで妻子を養えといわれる、それ以外の抑圧ってないんですよ。一本道なんです。 (中略) でも女の人は、親から受ける抑圧でさえ一本道ではない。おしゃれにあまりにも興味がないとどうしたのかと言われ、あまりにおしゃれにとち狂っているともうちょっとなんとかしろと言われ。途中までは勉強しろと言うものの、東大にまでは行かなくていいと言われたり。 親と親戚の人が言うことが違っていたりするし、周囲の言うことを全部聞いていると、女の子は頭がおかしくなっちゃうんですよ。どうしたらいいのかわからくなってしまう。 だから、女の子は人によって萌えポイント、つまり抑圧のポイントがみんな違うんですよね。抑圧ポイントがたくさんあるからこそ、女の子はものを考える機会がたくさんあるんだと思います。 よしながふみ×三浦しをんロング・ロング対談 『マンガ・エロティクスf』44号(p.132
ここしばらく百合ネタばっかりだったのですが、たまには「やおい」の話も書いてみようと思います。 っと、書きたいことは山ほどあるんですが、自分の「やおい」観を今まで一回も書いたことないので、今回は面白いスレを二つ紹介しながら書いてみたいと思います。 「まーた何をいいやがるキモいもんはキモいんじゃ」という人も多いと思います、特に男性。「百合」が比較的女性に受け入れられやすいのに対して、「やおい」は男性からはほとんど拒絶されてますネ。最近は「やおいおもしれー!」という男子も増え始め、だいぶ温和になってきた感じもしますが、やおいを指さして笑う男性が多いなあと言う感想です。このへん、乙女たちと男オタたちの、やたら分厚い隔絶の一要因になってる気がすんだけどなあ。 もっとも女性オタにも「私達の世界に踏み込まないで!」という意見もあると思いますが、純粋に「やおいおもしろいねー」と思ってる男性も最近は多いヨと
「男に見える女の子」が嫌いな男子なんていません!!(どらみそら。) これは面白いですねー。まだまだ続くそうで楽しみ。 ともかく。私としては、このような展開はかなり好みです。と言いますか、私だけでなく、中性的な男性・女性に引かれる人はかなりいるのではないかと思います。”中性萌え”・”中性属性”とでもいいましょうか。 中性萌え、男の子っぽい女子萌え、女の子っぽい男子萌えはベクトルが全部違うような気がするんですよね。 今回は「中性萌え」ということでで特集されていますので、自分の考えも書いてみたいと思います。 男の子っぽい女子 はて、まず「男の子っぽい女子萌え」です。 ちょっと分けてみます。 ①意図的に男になりたがっている。 ②男っぽくせざるをえなかった。 ③性別がわからなくて男の子に見えるだけ。 欄外・いわゆるボーイッシュ。 このへんでキャラとしての好まれ方は大きく変わりそうです。 男性視点から
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