2008年5月25日のブックマーク (2件)

  • いちゃいちゃ、らぶらぶ、べたべた、あまあま、でれでれ、えろえろ。 - Something Orange

    羽山浩一は病んでいた。女性の顔かたちを確認できない奇病である。 目鼻立ちはわかる。判別できる。しかし、なぜかそれが一つのかたちにまとまらないのだった。そのため、かれは成人してなお、一人の女性の顔も知らなかった。 あるとき、羽山は、それまで育ててくれた養父母を事故で失い、実家の家である倉木家へ赴くことになる。人里離れた山奥に居をかまえるその家は、代々巫女が権力を握る女系の一族だった。 羽山はそこで一族の当主に任命され、逢ったこともないいいなずけと夫婦になるよう命じられる。そして、その少女、鈴菜と出逢ったとき、初めて女性の顔を識別できるようになった自分に気づくのだった。 いったい何が起こっているのか? なぞと怪異に満ちた物語が始まる。 と、そういうわけで、オービットのヒット作『顔のない月』である。累計で10万を売り上げたという有名作品であるが、ぼくは初めてプレイした。 結論から書くと、実に

    いちゃいちゃ、らぶらぶ、べたべた、あまあま、でれでれ、えろえろ。 - Something Orange
  • 『僕たちの終末』。 - Something Orange

    僕たちの終末 (ハルキ文庫) 作者: 機伸司出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2008/05/15メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 52回この商品を含むブログ (47件) を見る おお、文庫化されていたのか。『神様のパズル』、『メシアの処方箋』に続く機伸司の近未来SF。ぼく、この小説、好きなんだよね。ライトでポップなハードSFを読みたいひとにはお奨めです。 ハードSFとライトとかポップという言葉は普通巧く結びつかないけれど、このひとは例外。精緻なロジカル・シンキングと甘ったるいラブコメが一種独特な作風を築き上げています。 この作品の舞台は人類滅亡を間近に控えた2050年頃の地球。主人公たちは地球を脱出する宇宙船を建造するため、資金を集め、建造計画を立てる。 しかし、そんな彼らの前にさまざまな困難が押し寄せてくるのだった。はたして人類の科学力で恒星間宇宙船を建造すること

    『僕たちの終末』。 - Something Orange