高速道路を走っていたらいきなりソファが飛んできた―。衝撃の瞬間をドライブレコーダーがとらえた。引っ越しで人や物の往来が増えるシーズン。注意が必要だ。 6日午後3時40分ごろ、横浜市内の第三京浜道路。トラックに積まれたソファがふわりと浮き、宙を舞った。「あー」「うわっ」。あっけに取られる後続車の夫婦。路面で弾むソファをよけきれず、衝突した。「危ないぞ、と身構えた次の瞬間、ドンとぶつかった」。動画の投稿者で助手席にいた夫(53)=埼玉県秩父市=が当時の恐怖を振り返った。落下したソファはロープなどで固定された形跡がなかった。 国土交通省のまとめによると、全国の高速道路で落下物として処理された件数は、2018年度に34万2000件。1日あたり約930件に上る。第三京浜を含む東日本高速道路管内でも約10万3100件あるという。 中国地方をカバーする西日本高速道路では19年度に11万8000件。ビニー