一条真也です。 29日、東京に飛びます。全互協のグリーフケアPT会議や全日本仏教界の新年賀詞交歓会などに参加します。 『プロレスまみれ』井上章一著(宝島社新書)を読みました。著者は1955年、京都府生まれ。京都大学人文科学研究所助手、国際日本文化研究センター助教授を経て、同教授。専門の建築史・意匠論のほか、風俗史、美人論、関西文化論など日本文化について広い分野にわたる発言で知られています。『霊柩車の誕生』という名著もあり、わたしは同書の内容をめぐって著者と対談したことがあります。対談集『魂をデザインする』(国書刊行会)に収められています。 本書の帯 本書の帯には著者の写真とともに、「井上式の発想、哲学、物の見方はすべて力道山、馬場、猪木から学んだ」「プロレスの魔力」「何度裏切られてもいまだに観てしまう」と書かれています。 本書の帯の裏 帯の裏には「世間はプロレスにまみれている!」として、以