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ブックマーク / x0raki.hatenablog.com (8)

  • 【二人の名探偵と衝撃のラスト】麻耶雄嵩『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社文庫) 作者: 麻耶雄嵩 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 1996/07/13 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 206回 この商品を含むブログ (96件) を見る 新装版 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 (講談社ノベルス) 作者: 麻耶雄嵩 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/03/07 メディア: 新書 クリック: 2回 この商品を含むブログ (4件) を見る 目次 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 レビュー ネタバレ 翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件 首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人……。京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見粉うばかりの館・蒼鴉城を「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。2人の名探偵の火花散る対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎、三氏の圧倒的賛辞を受けた

    【二人の名探偵と衝撃のラスト】麻耶雄嵩『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2016/07/03
    翼ある闇と黒死館の繋がり。面白いなぁ、麻耶雄嵩大好きなので早く黒死館も読まねば。やっと虚無〜終わった所です。
  • 【常人不在のペダントリー】小栗虫太郎『黒死館殺人事件』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    黒死館殺人事件 作者: 小栗虫太郎 発売日: 2012/09/27 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 目次 黒死館殺人事件 読了へ向けての難易度の高さ 具体的な魅力 作中にまともな人間はいない?? まとめ ネタバレ 黒死館殺人事件 昭和初期の探偵小説ブームを作った作家、小栗虫太郎の長編小説。初出は「新青年」[1934(昭和9)年]。夢野久作「ドグラ・マグラ」、中井英夫「虚無への供物」と共に日探偵小説史上の「三大奇書」と呼ばれる小栗の代表作。 豪壮を極めたケルト・ルネサンス様式の城館「黒死館」の当主降矢木算哲博士の自殺後、屋敷住人を血腥い連続殺人事件が襲う。奇々怪々な殺人事件の謎に、刑事弁護士・法水麟太郎がエンサイクロペディックな学識を駆使して挑む。江戸川乱歩も絶賛した邦三大ミステリのひとつ、悪魔学と神秘科学の結晶した、めくるめく一大ペダントリー。 読了へ向けての難

    【常人不在のペダントリー】小栗虫太郎『黒死館殺人事件』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2016/05/30
    黒死館、一度挫折してます。もう1回挑むか…。
  • 井上真偽 『その可能性はすでに考えた』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    その可能性はすでに考えた (講談社ノベルス) 作者: 井上真偽 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/09/10 メディア: 新書 この商品を含むブログ (6件) を見る 目次 その可能性はすでに考えた レビュー ネタバレ その可能性はすでに考えた かつて、カルト宗教団体が首を斬り落とす集団自殺を行った。その十数年後、唯一の生き残りの少女は事件の謎を解くために、青髪の探偵・上笠丞と相棒のフーリンのもとを訪れる。彼女の中に眠る、不可思議な記憶。それは、ともに暮らした少年が首を斬り落とされながらも、少女の命を守るため、彼女を抱きかかえ運んだ、というものだった。首なし聖人の伝説を彷彿とさせる、その奇蹟の正体とは…!?探偵は、奇蹟がこの世に存在することを証明するため、すべてのトリックが不成立であることを立証する!! レビュー 粗い部分は多いが面白い。発想を存分に活かして作品に落とし込んで

    井上真偽 『その可能性はすでに考えた』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2015/11/18
    ラストの甘さは読書会で気がつきました。デビュー作も読んでみたい。
  • 伊藤計劃/円城塔 『屍者の帝国』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    屍者の帝国 (河出文庫) 作者: 伊藤計劃,円城塔 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/11/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (17件) を見る 目次 屍者の帝国 レビュー 伊藤Project ノイタミナ 劇場アニメ化情報 ネタバレ 屍者の帝国 屍者復活の技術が全欧に普及した十九世紀末、医学生ワトソンは大英帝国の諜報員となり、アフガニスタンに潜入。その奥地で彼を待ち受けていた屍者の国の王カラマーゾフより渾身の依頼を受け、「ヴィクターの手記」と最初の屍者ザ・ワンを追い求めて世界を駆ける―伊藤計劃の未完の絶筆を円城塔が完成させた奇蹟の超大作。 レビュー さてようやくこの小説のレビューをすることができる。 先日劇場アニメを観に行ってきて、ちょっと遅れて原作の読了もした。しかしまあ読みにくい作品だった……(笑) 伊藤計劃という人は、どうもシンプルな作風にその領があ

    伊藤計劃/円城塔 『屍者の帝国』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2015/11/04
    手応えありそうだけど読んでみたい!これは買いです。
  • 森晶麿 『黒猫の遊歩あるいは美学講義』 レビュー - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    の遊歩あるいは美学講義 (ハヤカワ文庫JA) 作者: 森晶麿 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2013/09/05 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (6件) を見る 目次 黒の遊歩あるいは美学講義 レビュー 黒の遊歩あるいは美学講義 でたらめな地図に隠された意味、しゃべる壁に隔てられた青年、川に振りかけられた香水、現れた住職と失踪した研究者、頭蓋骨を探す映画監督、楽器なしで奏でられる音楽…日常に潜む、幻想と現実が交差する瞬間。美学・芸術学を専門とする若き大学教授、通称「黒」と、彼の「付き人」をつとめる大学院生は、美学とエドガー・アラン・ポオの講義を通してその謎を解き明かしてゆく。第1回アガサ・クリスティー賞受賞作。 レビュー 今回は僕のいつも読んでいるどす黒い感情の渦巻く殺人事件ものとはちょっと風味の違う、最近になって格的に流行りだしているある日常ミステリージャ

    森晶麿 『黒猫の遊歩あるいは美学講義』 レビュー - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2015/11/03
    女性目線の恋愛ミステリ、か。惹かれますね。
  • 三大奇書(四大奇書)、アンチミステリ、黒い水脈を読む - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    目次 この記事の目的 アンチミステリの定義 黒い水脈と三大奇書 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』 夢野久作『ドグラマグラ』 中井英夫『虚無への供物』 竹健治『匣の中の失楽』 乾くるみ『匣の中』 第五の奇書 山口雅也『奇偶』 古野まほろ『天帝のはしたなき果実』 芦辺拓『綺想宮殺人事件』 麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』 小川勝己『眩暈を愛して夢を見よ』 神世希『神戯―DEBUG PROGRAM― Operation Phantom Proof』 舞城王太郎『ディスコ探偵水曜日』 倉野憲比古『スノウブラインド』 麻耶雄嵩による実験的作品 実践 まとめ この記事の目的 まずこの記事の目的を簡単に。 僕はミステリが好きで、年間読むの殆どがミステリ。まだ初心者の域でどんどん名作を読んでいるところなのだけれど、特に大好きなジャンルがある。「奇書」と呼ばれるミステリだ。なにそれって言う人も多分いると思う。 こ

    三大奇書(四大奇書)、アンチミステリ、黒い水脈を読む - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2015/10/24
    屍者の帝国いいですね!匣の中の失楽も好き〜!
  • 麻耶雄嵩という作家とその作風について - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    さてついに近いうち麻耶雄嵩の小説を紹介することに。 この人のミステリをレビューするのは実は非常に難しくて、でも凄まじい破壊力のある作品を出す作家でもある。まず破壊力なんて言葉を使う事自体がおかしいんだけど、破壊じゃなければ崩壊とかになっちゃうからなぁ(笑) ほんとは手っ取り早く作品の紹介に入りたいんだけど、まずこの麻耶雄嵩という作家について幾つか補足を。ちなみに僕が最も好きな作家の一人は現状この人なんだけど普通に紹介したら色々問題ありそうなのでそういう意味でも。 まずどんな作家なのか。Wikipediaの麻耶雄嵩の項目は若干根拠の判らない部分を含んでいるけれど、作者と作風の紹介ではなんとなく雰囲気を感じ取りやすいと思うのでちょっと改変して引用。 麻耶 雄嵩【まや ゆたか、1969年5月29日 - 】推理作家。三重県上野市(現・伊賀市)出身。「摩耶雄嵩」「麻耶雄高」などは誤り。 京都大学工学

    麻耶雄嵩という作家とその作風について - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2015/10/18
    正に麻耶雄嵩の話。Amazonレビューの混沌も含めてw
  • 麻耶雄嵩 『螢』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂

    螢 (幻冬舎文庫) 作者: 麻耶雄嵩 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2007/10 メディア: 文庫 購入: 11人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (45件) を見る 目次 螢 レビュー 閑話 麻耶作品について 内容 ネタバレ 螢 梅雨。大学のオカルトスポット探検サークルの六人は、京都府の山間部に佇む黒いレンガ屋敷「ファイアフライ館」へ、今年も肝試しに向かっていた。そこは十年前、作曲家でヴァイオリニストの加賀蛍司が演奏家六人を惨殺した現場だった。事件発生と同じ七月十五日から始まる四日間のサークル合宿。昨年とちがうのは半年前、女子メンバーの一人が、未逮捕の殺人鬼“ジョニー”に無残にも殺され、その動揺をまだ引きずっていたことだった。ふざけあう悪趣味な仲間たち。嵐の山荘で第一の殺人は呪われたように、すぐに起こった―。大胆にして繊細。驚きに驚く、あざやかなトリック!格ミステリ

    麻耶雄嵩 『螢』 レビュー/後半でネタバレ - 哲学のプロムナード(ΦωΦ)黒猫堂
    yutoma233
    yutoma233 2015/10/18
    螢の素晴らしい考察。後半はネタバレ注意です!
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