シムシティーを作り始めていちばん最初に考えたのは、街を一種の生き物のように表現できないかってことだった。 僕が街についてどう考えているかはすでに説明したけど、大事なのは街を構成する建物とか道路じゃなくって、そこでどんな活動が行なわれているかってことだと思うんだ。道路を車が走り、電車が動き、人々が動き回り、常に要素が変化し続ける“動きのある”システム。街を表現する方法っていうと誰でも地図を思い浮かべると思うけど、僕は動きがない地図じゃなくって、たとえば飛行機から眺めた街、動きのある世界をディスプレイに表現しようって考えた。それこそが僕の考える街の姿だからね。 それともう一つ考えたことは、プレイヤーに伝える情報をできるだけわかりやすく、それも“面白い”って思えるような形で表現しようってことだった。シミュレーション・ソフトっていうとたいてい数値や図表がたくさん出てくるけれど、数字が並んでいるのを
戦場で2つの戦闘単位が戦うとき、それぞれの戦力と損耗量が時間の推移にしたがってどのように変化するかを表した数理モデルのこと。古来、経験的に知られていた敵兵力の分断、各個撃破が求められる理由をはじめて定量的に示した。 後に戦争一般を対象とする戦略理論に拡張され、さらにそれが販売やマーケティングに関する経営戦略理論であるランチェスター戦略(注1)を生み出す理論的背景となった。 ランチェスターの法則は、英国の自動車や航空機の発明家・技術者であるフレデリック・W・ランチェスター(Frederick William Lanchester)によって発表された。ランチェスターは1914年、第1次世界大戦の勃発に刺激を受け、航空機が戦争を大きな影響を与えるであろうことを述べる連載記事を技術雑誌に掲載した。この記事は1916年初めに『Aircraft in Warfare: the Dawn of the
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