92歳夫と無理心中か=介護の87歳妻「大変だった」-東京 10日午後0時10分ごろ、東京都町田市成瀬の都営アパートで、住人夫婦の息子から「父親がベッドの上で、母親がベランダで死んでいる」と110番があった。警視庁町田署員が駆け付けたところ、夫(92)がベッドで倒れ、妻(87)は首をつっており、いずれも死亡が確認された。 同署によると、死亡したのはこの部屋に住む夫婦で、2人暮らしだった。夫はほぼ寝たきり状態で軽度の認知症だったといい、妻が介護していた。室内には「ばあばは大変だった。堪忍」と書かれた遺書が残されており、同署は妻が介護疲れで無理心中を図った可能性があるとみて調べている。 息子が夫婦宅を訪れた際、玄関は施錠されていた。夫は顔がうっ血した状態で倒れ、妻はベランダでビニールひもで首をつっていた。室内に荒らされるなどした様子はなく、妻は夫の首を絞めた後、自殺したとみられる。 遺書に
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