――キッカケさえあれば、あとは野球が持っているコンテンツの力で引き込むことはできるということですね。 高田 おっしゃる通りです。まったく野球に触れたことのない人が非常に多いイメージがありますので、触れる機会を設けたら興味を持ってくれる人が多いのではないかと考えています。 ――たしかに『スプラトゥーン2』は老若男女が楽しんでいるタイトルですが、そもそも『スプラトゥーン2』が議題に挙がったのはなぜでしょうか? 高田 最初はゲームを限定せずに調査をしていました。しかし、プロ野球として格闘系などのゲームの採用には慎重な意見が出ました。そこから全年齢対象のゲームで、性別を問わず若い層が遊んでいる人気のあるゲームとなると、必然的に『スプラトゥーン2』に行きついたという形ですね。そして、DeNAさんの助言もいただいて最終決定しました。 ――今回の話が実現するにあたって、任天堂さんにお話を持って行ったとき