2011年7月6日、大手町でWiMAX 2のフィールドテストを報道陣に公開したUQコミュニケーションズ。実フィールドで100Mビット/秒超の伝送速度が出ることを見せ、WiMAX 2の実力の一端を示した形だ(関連記事)。一方で予想以上のトラフィックの伸びから、同社の事業が曲がり角を迎えつつあることも明らかになってきた。そんなUQコミュニケーションズの野坂章雄社長(写真)に単独インタビューし、WiMAX 2導入の狙いを聞いた。 2010年に開催した説明会では、携帯電話事業者のモバイルブロードバンドサービスに対する優位性を主張し、モバイルWiMAXは帯域にはまだ余裕があるとしていた(関連記事:「WiMAXはDC-HSDPAよりも速い」、UQコミュニケーションズがイーモバ対抗を鮮明に)。その状況が変わってきたということか。 パソコンやルーター、タブレットなど、大容量のトラフィックを発生するデバイス
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