神奈川県大井町の東名高速道路を走行中の車に生卵を投げつけ、車の屋根を壊したとして、県警松田署は10日、器物損壊と暴力行為等処罰法違反容疑で同県秦野市の会社員、石川海斗容疑者(21)と、弟の高校3年の少年(18)を逮捕した。仲間の少年2人も書類送検する方針。弟の少年は「ふざけて生卵をぶつけた」と容疑を認めている。 逮捕容疑は9月20日午後10時ごろ、大井町赤田の東名高速上り線にかかる陸橋の上から、走行する車に対して生卵を投げつけ、車1台の屋根を傷つけたとしている。 投げつけた生卵は約300個とみられ、車体がへこんだり、フロントガラスが割れた車は41台にのぼるという。