座標: 北緯55度37分55秒 西経06度08分58秒 / 北緯55.63194度 西経6.14944度 アイラ島の蒸留所 ラフロイグ蒸溜所 (Laphroaig Distillery) は、サントリーグローバルスピリッツが保有するスコットランド西海岸沖に浮かぶアイラ島に所在するシングルモルト・スコッチ・ウイスキーの蒸留所である。 独特の強烈なピート(泥炭)香を持つのが特徴。ラフロイグとは、ゲール語で「広い湾のそばの美しい窪地」を意味する。 キルン(麦芽の乾燥塔)の屋根にある特徴的なパゴタ型の煙突(ラフロイグ蒸留所) 創業者のジョンストン兄弟はドナルド氏族に属し、もとは「マッケイブス」と名乗っていたが、ジャコバイト蜂起に失敗した後に名前を変え、1810年ごろにアイラ島のラフロイグに定住した[1]。ジョンストン兄弟は牧畜と並行して家畜の飼料となる大麦でウイスキーを造り、兄弟が蒸留したラフ