【餃子の王将社長射殺事件/一橋文哉/14年11月初版】 2013年の暮れ、「餃子の王将」大東社長は京都の本社前で射殺されました。 胸付近に小型拳銃で4発。 未解決事件です。 本書はその犯人像に迫ります。 読めば犯人像はわかります。いわゆる闇社会です。 以下に本書から、王将の概要、大東社長の人物像、実行犯、犯行動機についてまとめます。 (王将の概要) ・1967年、福岡出身の加藤朝雄が京都に1号店を開く。順調に業務拡大する。 ・1993年、朝雄社長急死後3代目社長に就いた長男・潔が、遺訓に反し不動産投資でなど多角経営で失敗。 ・約470億円の有利子負債を抱えて倒産寸前に追い込まれる。 ・2000年に後任社長になった創業者の義弟である大東は、思い切った資産売却と不採算店舗閉鎖を進める。 ・就任2年目に黒字化に成功。 ・2005年に中国・大連に進出。 ・2006年に大証一部、2013年に東証一部