Coomons BetwixtはBeanオブジェクトからXMLへのシリアライズや逆のXMLからBeanオブジェクトへのデシリアライズを行うライブラリだ。 通常のObjectOutputStreamを使用するシリアライズと違って出力されるファイルがXML形式なため可読性が高く、その上XMLの編集によりデシリアライズ後のオブジェクトの状態まで変更することが可能である。 使用方法はとてもシンプルでBeanReaderによりXMLを読み込んでオブジェクトを生成し、BeanWriterによりオブジェクトをXMLに出力するというものだ。 XMLの要素名はそのままBeanのアクセッサメソッドからgetやadd等の接頭語が取られた状態の名前になるので直感的に理解できると思う。 以下のサンプルは本を表したBookとそのBookをリストで管理するLibraryをXMLから読み込み、一つBookを追加し