統合失調症の症状への対応、抗精神病薬の副作用、精神科医との信頼関係、患者との関係性……。患者を支える家族の悩みは深く長期間に及びます。このブログは、妻の医療保護入院による夫の感情体験を書籍化後、支える家族にとっての精神疾患について、感じること考えることをテーマに更新しています。 著書 統合失調症 愛と憎しみの向こう側 患者家族の感情的混乱について書き下ろした本です(パソコン、スマートフォンなどで読むことのできる電子書籍)ブログ〝知情意〟は、この本に描いた体験を土台に更新されています このブログについて | 記事一覧 統合失調症の急性期症状。 例えば陽性症状。過覚醒の状態の患者が呈する支離滅裂で解体した会話や興奮状態、逸脱した被害妄想、不潔行為、奇異性、どれもこれも、一番近い距離に居る家族の苦悩と困惑は計り知れない。 支援の質も量も違う他国の衝撃を単に横ならべにしても仕方はないが、中国で統合