読売新聞社が全国のインターネット利用者1000人を対象に実施している「衆院選ネットモニター」の第2回調査の結果が7日まとまった。 18日の衆院選公示を前に、自民党の評価が若干持ち直した。 調査は、7月21日の衆院解散後の7月29〜8月3日に行った。各党の評価を0〜100度の「温度」で表現してもらう「政党温度計」(50度を超えればプラス評価)では、民主党52・7度、自民党40・3度で民主党が上回った。ただ、解散前の7月8〜13日に実施した第1回調査からの上昇幅は、民主党0・8度、自民党2・2度と自民党の方が大きかった。調査を監修している明治学院大の川上和久副学長(政治心理学)は、「自民党は解散で党内のゴタゴタが目立たなくなり、政権選択選挙の中で一枚岩になった印象を与えているのではないか」と分析している。 ただ、民主党への支持は依然強く、2005年衆院選の比例選で自民党に投票した人のうち、35