10月27日(現地時間)、英国ARM社は、アメリカ、サンタクララ市で開催中のARM TechCon 2011で、新アーキテクチャである「ARMv8」を発表した。 ARMプロセッサは、ソフトウェアからみたプロセッサの仕様である「アーキテクチャ」、プロセッサの具体的な実装である「マイクロアーキテクチャ」を別に定義している。 アーキテクチャには、現在3つのプロファイルがあり、それぞれ、「アプリケーションプロセッサ」、「マイクロコントローラ」、「リアルタイム制御」の3つがあり、たとえば、現在広く使われているCortex-A9プロセッサ(これ自体はマイクロアーキテクチャである)は、ARMv7-Aというアーキテクチャになっている。 今回発表されたのは、ARMv8-Aで、次世代のアプリケーションプロセッサを定義するものだ。 ARMv7とARMv8の関係。ARMv8は、VFPやNENONを強化し必須機構と