プロセッサ単体で製品の性能を予測するのは難しい 少し前の話になるが、2012年1月中旬に筆者と知人のTwitter上での会話がTogetter上にまとめられてフィーチャーされ、にわかに周囲が騒がしかったことがあった。やりとりそのものは2011年9月にされたもので、どちらかと言えば、街中で知人と会ったときに、カフェに立ち寄って世間話をしていた……という程度のものだ。 それが4カ月を経過し、急にTogetterへのリンクが多数SNSで流れた理由は、海外メディアでNVIDIA Tegra 3のあまり芳しくないベンチマークテスト結果が公表されたのが理由だった。 PCに投資をしてきた人たちの一部が、ハイエンドのタブレットへと興味を移し、クアッドコア+高性能GPUの組み合わせで高性能が期待できる(言い換えれば、高性能以外にはあまり期待することがない)Tegraの最新版に注目。ところがスペックの高さを感
足音が聞こえてきたNVIDIAの次世代GPU「Kepler」と次世代Tegra「Wayne」。現時点の情報を整理してみる ライター:本間 文 NVIDIAの次世代GPU「Kepler」(ケプラー,開発コードネーム)。その姿が,おぼろげながら見えてきた。 NVIDIAはすでに,大手ノートPCベンダーに対して,Kepler世代のエントリーモデル「GK107」(開発コードネーム。以下,GK型番は同)のサンプル出荷を始めている。また,年明け早々には,PCI Express Gen.3に対応した「GK106」を,デスクトップPC向けの動作検証用として提供する計画があることを主要パートナーへ通知済みだ。 ただし,NVIDIAはそれらパートナーに対してもKeplerの詳細を伝えていないとされ,現状では「開発コードネームとスケジュール,ターゲット性能(=目標とされる性能)などについて,話を始めた」レベルに
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