兵庫県が誇る極上の宿・城崎温泉(きのさきおんせん)西村屋本館。一度は泊まりたい宿として関西を代表する老舗旅館で創業は江戸安政期。150年の歴史と伝統を誇ります。江戸時代はお殿様が宿泊する陣屋だったそうです。 宿に一歩踏み入れば別天地。庭園は四季の彩りが目に心地よく、館内は、李朝(りちょう)中華(ちゅうか)・北欧(ほくおう)の趣を採りいれながら、山陰の古きよき伝統美があふれています。 早稲田大学の創設者・大隈重信(おおくましげのぶ)や第29代の内閣総理大臣・犬養毅(いぬかいつよし)など、そうそうたる著名人が愛した老舗旅館の楽しみは美食と名湯。 滔々(とうとう)と湯をたたえる大浴場は三つ。檜(ひのき)の香る吉の湯(きちのゆ)や桃源郷を思わせる福の湯に朝夕身をゆだねれば、名高き歌人の心地すら漂います。 「ひと夜(よ)のみ/寝て城崎(きのさき)の湯の香(こう)に/清くほのかに/染(し)むこころかな