今回の 2ch の XSS については、2chのサーバが外部のサービス経由のデータをHTMLに組み入れる際に、Shift_JIS において文字として完結していない半端バイトと、HTMLタグの属性値のダブルクォート (") が結合して Shift_JIS の2バイト文字としてブラウザが扱うことにより、属性値の終了を意味するダブルクォート (") が消失してしまい、メールアドレスとして入力した不正な JavaScript コードが実行されてしまうというものです。 5日前にもコメント [srad.jp] しましたが、詳しくは、文字コードの脆弱性はこの3年間でどの程度対策されたか? [slideshare.net] を読んでいただけると、原因と対策が分かりやすいです。 マルチバイトXSSに関しては、プラットフォーム側での対策は進んでいますが、ユーザー(解説本の著者を含む)の理解が不十分です。大きな