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ブックマーク / font-da.hatenablog.jp (2)

  • 細谷実「美醜としての身体――美醜評価のまなざしの中で生きる」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    これは、金井淑子編「身体とアイデンティティ・トラブル―ジェンダー/セックスの二元論を超えて」に収録された短い文章である。 身体とアイデンティティ・トラブル 作者: 金井淑子出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2008/05/30メディア: 単行購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (10件) を見る 細谷さんは、美醜という基準は、常に「美/醜」を序列化する作用が伴うことを指摘する。「Aは美しい」と言明することは、常に同時に、「Aでないものは醜い」とする作用を伴うのだ。そして、醜い人は、美しい人より下位に位置づけられる。この序列化により、醜いとされた人は、他者に攻撃されるだけでなく、自分自身を卑下し、嫌悪して苦しむことがある。これが、美醜によるハラスメントである。 さて、細谷さんは、このハラスメントの被害にどう対処するのかを考察する。細谷さんは藤野美奈子「不美人論」とデイ

    細谷実「美醜としての身体――美醜評価のまなざしの中で生きる」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
    yuyol
    yuyol 2008/06/24
  • 小林美佳「性犯罪被害にあうということ」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    上の記事を踏まえたうえで、書く。4月30日付で以下の書籍が刊行された。 性犯罪被害にあうということ 作者: 小林美佳出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2008/04/22メディア: 単行購入: 25人 クリック: 1,765回この商品を含むブログ (55件) を見る ワイドショーでも取り上げられ、今日、すでに書店には並んでいたので、購入した。 小林さんは、実名と顔を出し、「普通の人が性犯罪被害にあった」という経験を書いている。個人的経験が中心になり、被害後の心理的状況が、やさしい日語で詳しく書かれているので、わかりやすいのではないだろうか。 小林さんは、上の記事で取り上げた「被害者と司法を考える会」の代表である片山さんとつながりを持つ。(の中でも触れている)小林さんの「あすの会」への違和感も、丁寧に読めば、伝わってくる。「かわいそうだと思われたくない」「被害者がわがままで振り

    小林美佳「性犯罪被害にあうということ」 - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
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