【本紙配送の遅延について】 8月30日(金)付の本紙について、天候の影響による配送の遅延が生じております。 本紙をご購読の皆様は、ご所有の電子版アカウントをご利用ください。 読者の皆様にはご不便、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。 2023年の新造船マーケットは高止まりする新造船価と用船料のミスマッチによる膠着(こうちゃく)状態が前半まで継続し、日本造船所の受注量は前年比で2割程度減少するとの見方が大勢だ。ただ、主要各社が主力とするバルカーやタンカーでは、発注残がもともと低水準だったところに、年初から始まる既存船燃費規制などで船隊刷新の需要が徐々に拡大。年後半から新造商談が活発化し、一定の受発注が進むとの予想が多い。 ■「ポシドニア」不発 「期近船台がさらに少なくなる上、船価水準がもう一段上昇するのは確実。発注するならポシドニア前が好機」―― 日本造船所はギリシャで昨年6月に開かれ