ロッテ、DeNAで活躍した清水直行投手(38)が25日、東京・港区内で現役引退とニュージーランド野球連盟のゼネラルマネジャー(GM)補佐、代表統括コーチ就任会見を行った。 12年にDeNAを自由契約となった後も現役続行を模索したが、2度手術した左膝が完治しなかった。会見では「現役13年間、楽しい思い出、苦しい思い出があったけど、たくさんの方に支えられて、自分の中で満足できた。ファンのおかげで楽しく野球ができた」と感謝を込めながら現役生活を振り返った。 思い出の試合を問われると「絶対に出る質問だと思って昨日から考えていたのですが、多すぎて1つを出すことができない。1つに絞れるほど薄くなく、濃かった。すべてです」と声を詰まらせる場面もあった。 今後は近日中にニュージーランドに渡り、日本と数カ月ごとに往復する生活となる見込み。GM補佐、代表統括コーチの期間は未定。