埼玉県さいたま市緑区大間木の認可保育所「社会福祉法人こぐま会めだか保育園」のプールで浮いているのが発見され、意識不明の重体となっていた女児(4)は25日未明、搬送先の病院で死亡が確認された。浦和東署が明らかにした。同日夜に行われた保護者説明会の出席者によると、保育園側は「プールの滑り台を片付けている時に子どもから目が離れた」と説明した。 同署によると、死亡したのは同区大間木、会社員男性(34)の次女赤沼美空(みく)ちゃん。県警は遺体を解剖するとともに、業務上過失致死容疑も視野に当時の状況を調べている。 事故を受けて市は24日から職員を保育園に派遣。事実関係を確認し、当時の様子や職員の配置状況などの検証を進めている。 市の聞き取り調査で、美空ちゃんが発見される前、監視に当たっていた保育士2人がプールに設置されていた滑り台を外す作業をしていたことが判明。年長者から順番にプールで遊び、美空ちゃん