今や国産時計の品質、仕上げ、信頼感はスイス製品を凌駕する勢い。とくに40万円台クラスの機械式ウオッチは、スイスの同価格帯ではまず実現できない洗練の作りを見せています。そこで、人気時計3モデルをピックアップ。今回は特に外装についてレビューします。 ミナセ ヒズ ファイブ ウィンドウズ ケース平面を輝かせつつ角を残した絶妙な仕上げ 熟練職人の高度な技術を必要とするザラツ研磨を施したケース。歪みのない平面を強調しつつ、エッジがしっかりと立った理想的なプロポーションです。ポリッシュ部は光の当たる角度によって黒光りする最高級の鏡面仕上げが見られます。 ↑コマを裏側から固定したブレス。すっきりとした外観です ↑職人の経験とセンスがモノをいうザラツ研磨の工程です ↑Ref.VM03-M03SB/49万6800円ムーブメント・文字盤・インデックスが三位一体となったケースインケース構造を採用。その立体感あふ