昭和五年、洞爺湖にて 創業者・若狭函寿が洞爺湖温泉の名物を作ろうと考えたときの最初のおもいは「サツマイモの取れない土地で、焼きいもを作りたい」でした。 そのシンプルなおもいがカタチとなってうつくしく雄大な洞爺湖の地に誕生したお菓子が私たちの自慢のいっぴん「わかさいも」です。
本誌の読者ならお分かりだろうが、筆者はセイコーの9Fキャリバーを、スタンドアローンで動く腕時計用ムーブメントの最高峰と考えてきた。あれ以上のクォーツムーブメントは絶対に出来ないと思っていたし、記事にもそう書いてきた。9Fは「クォーツのロールスロイス」であり、時計史に残る金字塔だ。 しかし、である。バーゼルワールドのシチズンブースを訪問して、筆者は腰が抜けそうになった。シチズンの発表したエコ・ドライブクォーツのCal.0100は、ひょっとして9Fを超えるかもしれない。つまり、スタンドアローンで動く腕時計用ムーブメントのベストである。 今まで、さまざまなメーカーが高精度クォーツムーブメントを作ってきた。しかし、シチズンが公表するCal.0100の精度は、それらをはるかに凌駕する。まさか高精度クォーツが、年差±1秒を実現するとはだれが想像しただろうか? クォーツムーブメントに高い精度を与える手法
カシオ計算機は3月22日、アウトドア向けリストデバイス「PRO TREK Smart WSD-F20」をベースに、高い質感と耐久性・装着性をあわせ持つ「フィールドコンポジットバンド」を採用した特別仕様モデル「WSD-F20SC」を発表。販売は6月からで、価格は10万8000円。世界限定700個。 メタル素材をインサートしたウレタンとファインレジンを組み合わせたフィールドコンポジットバンドを採用。メタルの持つ上品な質感と、ウレタンやファインレジン特有の耐久性・装着性をあわせ持ち、アウトドアでも普段使いでも映える。風防は防汚コーティングを施した丈夫で美しいサファイヤガラスを使用。傷に強くアウトドアでも高い視認性を保つ。ボタンやビスは、ブラックやゴールドなど精悍さを際立たせる配色を採用し、耐摩耗性に優れたIP処理を施した。 機能面はベースモデルと同様、低消費電力GPSやオフラインでも使えるカラー
2018年のバーゼルワールド、初日で一番衝撃を受けたのはグランドセイコーだった。何しろ、メカニカルに伝説のVFAが復活したのだから、衝撃どころの騒ぎではない。“Very Fine Adjusted”と銘打たれたグランドセイコーVFAは、1969年の発売当時、世界で最も高精度な機械式腕時計だった。ベースムーブメントは既存の61系または45系。しかし、天文台クロノメーター級の調整を施すことで、市販機のレベルをはるかに超える超高精度を誇った。 VFAが出る、というニュースは以前に聞いていた。しかし、バーゼルの会場で実際に見た時計は想像以上だった。ベースとなったのは、グランドセイコーの超高精度機9S85。それをフルチューンし、34日間テストをしてVFAに仕立て直したという。セイコーが公表する日差は-1秒から+3秒。ただし、これは表向きの数値(例によって、かなり控えめだ)であって、実際はもっと出るは
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