はじめに BMW X1は、コンパクトプレミアムクロスオーバーなるセグメントを手探りで切り拓いてきたが、その誕生時からは大幅な進歩を遂げた。 初代X1のデビューは2009年。それほど古い話ではないが、当時はBMWのみならずメーカー全般が、この手のクルマのユーザー像を明確にしようと模索していた。 テスト車:BMW X1 xドライブ23i Mスポーツ MAX EDLESTON ベースとなったのは3シリーズで、エンジン縦置き後輪駆動が基本レイアウト。上級仕様には直6+4WDが用意され、北米向けには300ps級の3.0Lターボも設定された。キャビンは窮屈で、質感はBMWの水準に達していない感もあったが、それでも当然と言うべきか、運動性はBMWの伝統に沿ったものだった。 2代目では、BMWの合理的な判断が下された。ミニと共用する前輪駆動プラットフォームをベースとすることで、室内スペースはかなり広
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