メーダー氏は、今後の同社の事業成長にとって日本市場は戦略上極めて重要なマーケットであるとし、嘉規氏の下、2024年から本格的に市場開拓を開始することを表明した。すでに米国本社と直接契約して利用している日本企業として大林組が挙げられる。 Smartsheetは、普段から使い慣れたスプレッドシートに似たシート状のインタフェスを基本に、そこで蓄積された情報を複数人で効率的に共有、編集するプロジェクト管理プラットフォームだ。シートの情報はデータベースに格納され、ガントチャート形式やカンバン形式などに視点を切り替えて表示できる他、レポートやダッシュボードで可視化できる(図1)。マネジャーが未完了のタスクを可視化して戦略の意思決定に使うといったユースケースが考えられる。 特徴は何といってもそのインタフェースにある。普段使い慣れたシートのUIや機能をそのまま踏襲していることで、ユーザーは迷いなく利用し始