常人には理解しがたい、理由のわからない犯罪が起こるたび わたしたちは人間の心の不可解な恐ろしさに打ちのめされる。 人はなぜ狂うのか。正気と狂気の境界線はどこにあるのか。 精神科医の春日武彦さんは、自らの臨床体験をもとに 人間の深層に蠢く狂気の魔物の正体について、ともすれば非難されかねない 核心を突きすぎた独自の持論を展開する希有な精神科医である。 春日先生の著書を読むたび「話せば分かる」「愛があれば通じ合える」 「人は幸せになるために生まれてきた」などという善意に満ちた人間理解がいかに恵まれた考えであるか、思い至らしめられるものである。 「人間というものはいったい何を求めているのか。その“わけのわからなさ”こそが人間の本質」という春日先生。幸せになりたいのか不幸になりたいのか、救われたいのか堕ちたいのか、治りたいのか治りたくないのか…。知れば知るほど、わけがわからなくなるヒトの“狂気のワケ
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