先日、私が帰宅のために電車に乗っていた時のことです。とある駅で20代とおぼしき女性が電車に駆け込んできました。空いている車内でなんなく座席についた彼女は、リュックからごそごそとパンを出して頬張り始めました。 乗客たちが思い思いにスマホを眺めて過ごしていた21時頃の車中。その彼女がほんのふたくちほどパンをかじった時、その緩やかな空気が一変しました。彼女の隣に座っていた70代くらいの男性が突然大声をあげたのです。
資源エネルギー庁は19日、北海道電力から提出されたデータを基に、今月6日の地震発生から大規模な停電、ブラックアウトまでの詳しい経過を初めて明らかにしました。 それによりますと、地震が発生した午前3時7分から1分後に震源に近かった道内最大の苫東厚真火力発電所の2号機と4号機が安全装置の作動で停止します。これによって、電力の需要と供給のバランスが一気に崩れ、それまで50ヘルツに維持されていた周波数が急激に低下します。 すぐに本州と北海道をつなぐ送電線「北本連系線」を通じて、本州側から電気が送られたことなどで周波数を回復させます。 しかし、午前3時21分ごろに、苫東厚真火力発電所のうち唯一稼働を続けていた1号機の出力が低下し始めます。 このため、電力の需要を減らすために強制的に停電させる地域を広げる対応をとりますが、1号機の運転が停止したことでほかの発電所も相次いで止まり、地震発生から18分後の
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