開館日数・時間も拡大傾向 図書館の休館日が変わりつつある。これまでは月曜休館が多かったが、休館日を減らして別の曜日に変更したり、本館と分館の休館の曜日をずらしたりする例が増えている。仕事の休みが月曜というサービス業の人などに好評だ。 6月上旬の月曜。埼玉県朝霞市立図書館の玄関前で約20人の市民らが開館を待っていた。午前9時半の開館と同時に入館し、本を探したり、新聞を読んだり。近くに住む主婦(35)は「開館日が増えて便利になった」と話す。 同図書館は4月から、月曜の開館を始めた。それまでは毎週月曜が休館日だったが、休館日を減らし、毎月第2火曜と第4金曜に変更。分館の休館日は第2水曜と第4木曜で、本館と分館の休館日が重ならないように配慮した。 「月曜開館は市民の希望が多く、市長の公約でもあった。近くの商店街には月曜休みの店も多く、利用が広がっているようだ」と同市教委。 同図書館本館で新制度が始