広がれ点字付き絵本 出版社が連携し本作り 2007年03月17日 ■絵柄を工夫・色に凹凸…価格も手頃 主に手作りに頼っていた点字付き絵本を普及させようと、ライバル同士の出版社が協力して本作りに乗り出している。きっかけは、大阪で点字絵本を作り続けてきたボランティア団体の呼びかけ。活動をもとに2冊の楽しい絵本がすでに出版された。シリーズ化を目指しているという。 点字付き絵本「きかんしゃトーマス なかまがいっぱい * * * 「てんやく絵本ふれあい文庫」(大阪市)は84年から、これまでに8000冊以上の絵本をボランティアの手によって点訳して貸し出してきた。代表で全盲の岩田美津子さん(54)が「息子と一緒に絵本が読みたい」と思ったことが始まりだった。しかし、手作業では点訳できる数が限られた。 岩田さんは「目の見える人も、そうでない人も一緒に楽しめる点字絵本を印刷してもらい、もっと多く普
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