50歳まで、預金しかしたことがない人も、できれば資産運用について考えたり、一部のお金を運用に回したりしてみることをお勧めします。というのは、資産運用の目的は、お金を増やすことだけではなく、自分のお金の実質的な価値を維持することでもあるからです。 一切興味がないし、やりたくない人に無理強いはしませんが、運用のために、社会や経済、企業の動向について考えることは、知的な活動としても楽しめます。 ということで、自分の意志で取り組み、頭がクリアで、やる気がある限りは、年齢制限なし。日本人の平均寿命(女性が80代後半、男性が約80歳)から考えれば、50歳の人にはまだまだ時間があります。 では、運用の口座としてどれを使うか。金融商品の収益からは20.315%の税金が引かれて手取りは約8割になりますが、税金面での優遇措置があるのがNISAとDCです(DCは確定拠出年金のことで、日本版401Kと呼ぶ人もいま