今いちばん厄介な外来植物の一つ・ナガミヒナゲシ。 地中海沿岸地域からムギの伝播に乗って世界中に広がったとされる草で、強烈な生命力が特徴。都心部だろうがコンクリートジャングルだろうが気にすることなく、ちょっとした隙間に繁茂しています。 花の見てくれだけはよく、そのせいで園芸種と間違われて大事にされているのをよく見かけますが残念ながらそれ侵略的外来種なんですよねぇ…… 花が咲き終わると右のような典型的ケシ科型果実をつけ、中にとんでもない量の種子を作ります。 種子は塩粒程度の大きさ。果実の蓋状の構造物にはまるでコショウ瓶のような小さな穴が開いており、果実が風になびいたりすると種子がパラリぱらりと散布されます。刈り取りの際にも簡単に種子が溢れるので根絶が難しいのだと言われますが、そうじゃろうなぁ。。 なんですけど、冷静に考えたらこれ「芥子の実じゃん」ってなったので、食べてみることにしました。 ナガ