Phenom徹底分析(前):ネイティブクアッドコアに意味はないのか? ライター:米田 聡 Phenom 9600のリテールボックス。今回は秋葉原のPCパーツショップ,高速電脳の協力で同製品を入手した AMDの新世代CPU「Phenom」は2007年における大きなトピックの一つとなるはずだったのだが,4Gamerによる2回のテストで残念ながら良好な結果を残せず(関連記事1,関連記事2),さらにはかなり大きな消費電力,(ただでさえ芳しくない)性能の足を引っ張るErrata(エラッタ)問題と,散々な船出となってしまった。 AMDはかねてからPhenomについて,「ネイティブクアッドコア」(あるいは「真のクアッドコア」)だから競合より優れていると主張してきたが,少なくとも2007年末の時点では,その“優れている”部分,ネイティブクアッドコアの意義を見いだしづらい状況になっている。 だが,本当にネイ
![Phenom徹底分析(前):ネイティブクアッドコアに意味はないのか?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/702d9d938c860931fdfe1b5bca5c3d33c3015ccb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.4gamer.net%2Fgames%2F039%2FG003983%2F20071223001%2FTN%2F002.jpg)