■身体はものすごく疲れているのに、夜眠れない ■頭が冴えてしまって深夜に絶好調 ■ついつい夜更かしして朝起きるのが辛い ■いつの間にか昼夜逆転の夜型生活をしている このような睡眠の問題を抱えるADHD(注意欠如多動症/注意欠陥多動性障害)の人は多いと言われています。 別の記事で取り上げたとおり、ADHDだったとされる画家ピカソは、「生涯を通じて宵っ張りの朝寝坊」でした。 夜眠れず、朝起きれない、という睡眠相のずれは、努力不足や自己管理能力の欠如と思われがちですが、現代の医学では、「概日リズム睡眠障害」というれっきとした病気として知られています。 そして、子ども・若者の「概日リズム睡眠障害」を多く診てきた、「子どもの睡眠と発達医療センター」の三池輝久先生は、その背後にADHDが多い、と述べていることを以前に紹介しました。 どうして、ADHDの人は、「概日リズム睡眠障害」になりやすいのでしょう