新型コロナウイルスワクチンの「自衛隊大規模接種センター」の東京会場の予約に、横浜市の高齢者が一気に応募していたことが明らかになった。約50分間で7160回分。その時点で予約可能だった数の半分を押さえた計算になる。 【写真】横浜では、個別接種を行う病院が公表されると予約が殺到したことも。診療に影響が出て、一部は非公表となった。 防衛省が5月31日夜に発表したのは、東京会場の市区町村別の予約数で31日~6月6日の接種分。予約は東京都内の高齢者を対象に24日から始まったが7万回分の枠は埋まらず、28日午前11時から埼玉、千葉、神奈川の3県にも対象を拡大した。すると、約50分間で枠はいっぱいに。この時点で、予約可能だったのは約1万4500回分だった。 予約が埋まってから約50分後に再集計すると、横浜市はキャンセル待ちなどでさらに伸びて7230回分に。24日の予約開始時からの数字を加えても、大田区(