元SEが無罪主張=ベネッセ情報流出−東京地裁支部 通信教育大手ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、不正競争防止法違反(営業秘密の複製、開示)の罪に問われた元システムエンジニア(SE)松崎正臣被告(39)の第2回公判が13日、東京地裁立川支部(倉沢千巌裁判長)であった。被告側は流出した顧客データについて「営業秘密には該当しない」として無罪を主張した。 被告側は10月の初公判で認否を留保していた。13日の公判で弁護人は「勤務する160人は各自のパソコンから顧客データにアクセスできた」と指摘。営業秘密の管理について被告とベネッセ側の確認が不十分で、流出したデータは営業秘密の要件を満たさないと主張した。(2014/11/13-18:25)2014/11/13-18:25