インターネット標準化団体のInternet Engineering Task Force(IETF)は米国時間5月22日、迷惑メールを検出し、ブロックする強力な技術を予備承認した。 予備承認の対象となったのは、インターネットユーザーが迷惑メールの洪水から身を守れるように開発された「DomainKeys Identified Mail」(DKIM)。YahooやCisco Systems、Sendmail、PGP CorporationがDomainKeysを支持している。4社は共同声明で「 メッセージが合法的なものかを識別できるよう、メッセージの認証、照合、追跡を可能にする高度な商標保護技術を企業に提供する」と述べた。 IETFが承認したドラフト標準は、暗号化技術を利用したデジタル署名をメッセージに付加することでメールの悪用を阻止するため、ほかのスパム対策やフィッシング対策技術よりも有望視